一昨日は立正佼成会附属佼成病院が区内和田2丁目に来年9月開院することを報告しました。
 今日はこの病院の救急医療体制についてお伝えしたいと思います。
 まず、新佼成病院の基本的運営方針ですが2点あります。その一つは、「超急性期病院を目指し、地域の中核病院としての地位を確立する」で、二つは「永続的運営のための財政基盤の確立」となっています。
 それで、私が注目したのは、“超急性期”という表現です。新病院における主な取り組みと重点機能についての説明の中でも、救急外来診療の拡充と災害拠点病院としての施設整備が述べれられていますが、”超急性期病院”とはどのようなことなのでしょうか。
 まず、急性期には明確な定義はありませんが、一般的に「症状が急激に悪化して生命の危機が迫っており、緊急に高度の医療が必要になっている状況」ということでしょう。
 この急性期に“超”が付くと「三次救急医療」を行う病院のことを意味すると考えてよいと思います。つまり、救命救急センター総合周産期母子医療センターのことです。
 現在は二次救急病院(入院治療を必要とする患者を対象とする)である佼成会病院が、「超急性期病院を目指す」と抱負を示しているわけですから、実現すれば杉並区内に救命救急センターが初めて整備されると解釈できそうです。
 ところで、東京都の保健医療計画には「医療圏」という規定があり、杉並区は中野区、新宿区と(23)区西部医療圏に所属し、この医療圏には3カ所の3次救急病院(救命救急センター)があります。
 東京医科大学病院、東京女子医科大学病院、国立国際医療研究センター病院ですが、いずれも新宿区内にあり、人口54万人都市である杉並区には1カ所もありません。
 ですから、私は前回の都議会議員選挙での政策で、「杉並区内に救命救急センターを整備します」と申し上げましたが、残念ながら現在まで実現に至っていませんでした。
 開院は来年秋の予定ですが、佼成病院の今後の救命救急医療体制の充実を大いに期待させていただいています。
(写真は佼成病院の工事現場:2月8日撮影)

2月14日(木) 佼成病院の救急体制
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