11月4日(日曜日) 中国人民解放軍の内幕
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 帯には刺激的な表現がありますが、中国の人民解放軍の基本的なことを知るには良い本だと思います。
 私は特に軍事そのものに興味があるのではありませんが、この新書の第3章“実験を綱引きする「軍と党」”が読みたくて購入しました。
 以前にも書きましたが、この軍隊は国家のものではなく(一応、中華人民共和国中央軍事委員会という組織はありますが)、実質的に中国共産党の附属組織です(中国共産党中央軍事委員会が領導)。
 また、共産党中央政治局によるシビリアンコントロールが行われているということになっています。しかし、解放軍の最高幹部は共産党中央委員会のメンバーになっていますし、陸海軍などにはそれぞれ政治セクションがあり、この責任者も軍人ですですから、日本や欧米先進国のようなシビリアンコントロールとはかなり異なりますね。
 11月8日から、いよいよ中国共産党の大会が始まります。政治局常務委員会のメンバーが誰になるのか、今まで通り9名なのか、それとも7名に減員されるのか、軍事委員会主席は胡錦濤か習近平か、とても関心があるところです。