昨日の午後1時から、平成24年第1回都議会臨時会が開催され、「知事退職同意の件」が上程されました。結果は、全会(全員)一致で石原慎太郎知事の辞任が承認されました。
 そして、石原さんの退任挨拶は次のような内容でした。以下、その要旨です。
 就任から13年7カ月、東京から日本を変えるという思いでやってきました。しかし、これは一人で出来ることではなく、都民代表の都議会の協力があったからです。トラック協会にも大気汚染対策のため(ディーゼル車排ガス対策)に協力してくれました。新しい会計制度や外部監査制度も導入できました。
 しかし、官僚の仕切りにより東京の改革はできませんでした。5年後の航空事情は発着枠が一杯になってしまいます。横田空港の軍民共用化については野田首相も理解をしてくれましたが、なかなか実現できません。
 皆さんには、日本の心臓部である東京を活性化していただき、新しい指導者(次の都知事)もとで、日本を代表する都市にして下さい。長い間、ありがとうございました。

 当初の予定では挨拶の時間は10分程度と聞いていましたが、実際には3分くらいでしたので、淡々とした印象の最後となりました。
 なお、挨拶が終わり、多くの議員が拍手する中、自民党席から「4年(都知事の任期)やらなければだめなんだよ!」と野次が飛びました。最近の自民党と石原さんとの関係を象徴しているようなことでしょうか。
 そういえば、本会議終了後、石原さんは各会派の控え室に挨拶回りをされましたが、自民党では短時間で儀礼的なものだったそうです。
 一方、私たち民主党では、まず石原さんが、「民主党の皆さんには是々非々でお世話になりました」と言われ、役員たちと握手をしました(写真)。また、酒井大史幹事長が「最近、お元気ですね」と申し上げると、「そうなんだよ!」と両手を頭の上に伸ばして答えられました。このとき、大勢の同僚議員が私の後ろにいましたが、緊張感が解けて明るい雰囲気になったように感じました。
 入れ替えに猪瀬副知事を始め、安藤、秋山の3副知事が続きましたが、猪瀬さんからは、「明日から(知事の)職務代理者をします」と一言だけの挨拶がありました。それに対して特に私たちからはコメントをしていません。
 石原慎太郎さん、長い間、本当にお疲れ様でした。

11月1日(木曜日) 石原慎太郎知事が辞任
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