10月1日(月曜日) 楊玉欣立法委員の視察
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 9月26日水曜日、台湾立法委員(国会議員)の楊玉欣先生が都議会を訪問されました。楊先生は、ALS(筋委縮性側索硬化症)に罹患され、車いすで議員活動を進められている台湾唯一の国会議員です。日本訪問は初めてだそうで、今回はご主人(ピンクのシャツの男性)の台湾大学哲学科教授が同行されていました。
 さて、都議会では東京都におけるバリアフリー化などの施策と障害者就労施策について調査されるためにお見えになりましたが、担当する東京都の職員から大変詳しい説明がされました。
 バリアフリー、ユニバーサルデザインなどを担当している職員からは、国の法律と東京都の条例について説明しました。ちなみに、両者は施策上重ならないように調整されているそうです。
 そして、楊議員は日本(東京)の障害者にやさしい街づくりには大変共感され、台湾(台北)での難しさを語られていました。
 障害者就労については、産業労働局と福祉保健局で各々施策がありますが、今回は福祉保健局からの説明を受けました。担当職員によれば、インターン制度が有効のようだと説明していました。障害者は、障害の種別によってむく仕事があります。その特性を生かし就労につなげる努力を行っているということです。東京都ではインターンの様子などを冊子にまとめ、企業への啓発活動に努めているそうですが、その冊子が大変よくできており、頑張っていると感じました。
 また東京都では区市に一つは障害者就労センターを作り、各自治体で精力的に運営しています。ちなみに、世田谷区の「世田谷区障害者就労センター すきっぷ」では世田谷区役所の職員の名刺のデザイン・印刷・老人ホームのシーツ洗い、回収、納品などを請け負っているということでした。
 楊議員は大変熱心に質疑され、予定の時間を3倍近くオーバーしてしまいました。対応してくださった東京都の職員の方には心から感謝申し上げます。最後にちょうど本会議中でしたので、会議の様子をご覧いただいてお帰りになりました。
(写真右の左側の女性は台湾代表処の張課長さん)