7月5日、台湾国会(中華民国立法院)から3人の議員が視察にお見えになりました。
台湾の国会は1院制ですが、この日訪れたのは、台湾団結連盟から1名、民主進歩党から2名で、いずれも女性議員でした。
現在の台湾与党体制は国民党中心で、台湾ではこれを“泛藍連盟”と称しています。また、上記の2党は国政野党でこちらは“泛緑連盟”です。
日本ではこれらを“ブルー陣営”、“グリーン陣営”と呼んでいるようですが、私は“ブルーチーム”、“グリーンチーム”と言っています。
さて、今回の視察は「東京の障害者就業支援施策」がテーマで、新宿区勤労者・仕事支援センター(写真上段)と都立永福学園高校(就業技術科:写真中下段)の皆さんにはとてもお世話になりました。
特に永福学園の「おもてなし」には驚きました。到着すると小林校長先生が出迎えをしていただき、歓迎幕で早速写真を撮りました。
また、靴箱にはご覧のように台湾の国旗と学園の校旗と名前が貼られていて、視察を終了して帰るときには、到着のときに撮った写真をいただきました。ここまでの「おもてなし」に一同、本当に感謝しました。
なお、センターや学園では、立法院の方々が熱心に質問され、知的障害がある利用者や生徒の作業や実習を真剣に見学されていました。障害者行政への関心の高さが分かりました。
今回の視察は台湾代表処(中華民国大使館)からのオファーによるものでしたが、これからも、できることはすべて協力していきます。