6月14日(木曜日) 技術屋の誇りと威厳
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 東京スカイツリーの話題も今日が最後ですが、それはエレベーターについてです。
 スカイツリーのエレベーターは地上から天望デッキまでが4台、天望デッキから天望回廊までが2台ありました。
 4台のエレベーターの内部は“春夏秋冬”のイメージで装飾されていると聞いていましたが、今回の観光視察では、昇りが“冬”(写真左下)、降りが“夏”(同右下)に乗ることができました。今度は春と秋を経験したいのですが、自分では選択できそうもありません。
 また、天望回廊までのエレベーターは特に飾りなどない普通のものでした。当日の待ち時間は写真右上のように30分(実際は30分未満)でしたが、この時間が通常より長いのか短いのかは分かりません。
 さて、この日は風が強いため“徐行運転”をしているとアナウンスがありました。結果的には昇降運転ともに何の問題もありませんでしたが、今まで何回かあったように強風の場合は止まってしまうようです。
 ところで、天望デッキまでのエレベーターも天望回廊までのそれも、基本的には無人運転とのことでした。実際に天望デッキまではお客さんしかいませんでした。
 ところが、天望回廊まで(降りも含め)のエレベーターには、ジャンバーの胸に「HITACHI」と書いてある、いかにも技術職らしい男性が乗っていました。
 女性従業員のように、「ありがとうございます」とか「こんにちは」とは一切言わず無言でした。しかし、「今日は風があるので俺が乗っている。何があっても皆さんの安全はしっかりと守る」との強い思いが表情に表れているように感じました。
 また、天望デッキに戻っていたとき、誤って女性ガイドさんが扉を閉めるボタンを押してしまい、何名かの人たちが瞬間ですが降りられなくなりました。そのとき、その男性はエレベーターの中からガイドさんを睨みつけたように思いました。「だめじゃないか。お客さんがまだ降りていないのに」。
 今日のタイトルは少しオーバーな表現かもしれませんが、私はスカイツリーで体験した僅かな出来事に、「いいぞ!技術屋」と勝手に感動していました。
 写真左上は天望デッキにある日立エレベーターのの展示ブースです。日建設計も、大林組も、パナソニックも、大日本塗料も、そして日立も、日本の技術力は素晴らしいですね。