先週の木曜日、慶應義塾大学医学部に出向き、微生物学・免疫学教室の加藤真吾先生(写真左)から、HIV/エイズに関する最新情報をご教授いただきました。
 ご承知の通り、エイズ問題は大変気をつかうもので、それを踏まえた上で感染を防ぐための施策を打ち出していかなければなりません。そこでまず皆さんに知っていただきたいのは、先進諸国の中でエイズ感染者が増加しているのは、日本ぐらいであるという事実です
 もしかしたら、皆さんの中には「私は同性愛者ではないからエイズにはかからない」と信じている人たちも少なくないと思います。また以前、「彼氏の元カノの元カレの・・」という広告をご覧になった方も多いと思いますが、自分には関係がないと断言することもできないものです。
 大切なことは、罹(かか)ったかもと思える行為をしたときは、その行為から60日すぎてから検査をすることです。これは検査は保健所でも無料で行ってくれます。感染者を増やさないためには、適切に検査をすることはもっとも重要なことです。
 さて、加藤先生からは上述のこと以外に指摘されたことがあります。それはハッテン場(同性愛者の出会いの場)」と呼ばれる地域が都内にいくつかあるそうなのですが、そのようなところに数カ所の検査施設をつくれないだろうかということでした。
 そして自作の資料を見せていただきましたが、なるほど「ハッテン場」は一部地域に集中しており、都内にいくつかあることがわかりました。東京都も予算があることなので、容易には施設をつくるということはできないと思いますが、感染者を増やさないためには検査体制を充実することが大事なわけですから、今後の課題として捉えていかなければなりません。。
 最後にHIV/エイズは、エイズが発症する前に、つまりHIV感染の段階で気づくこと、そして適切な治療をうけることが第一です。そして治療を受ければ、感染させる確率も大幅に減じさせられるものであることをお伝えしたいと思います。
 なお、この問題については、明日の予算特別委員会で質問をする予定です。
(左側写真の絵画:右は北里柴三郎、左は福沢諭吉 右側写真:医学部(病院)敷地内にある神社、実験動物慰霊のためと聞きました)

3月12日(月曜日) HIV/エイズ問題の調査
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