写真は先日視察した、がん研有明病院の1階待合室に設置されていた自動販売機です。ご覧いただけると分かると思いますが、普通のそれとは少々違っています。
 第1にお金の投入口が大きく、小銭を丁寧にいれなくても受け止めてくれます。また、商品を選ぶボタンが自販機中央にもあり、背の低い方、車いすの方でも十分に押すことができます。商品がでるところも同様、通常の機械の一番下にあるのではなく、立っていても、車いすからでも容易に商品がとることができる場所です。
 ああ、なるほど自販機のユニバーサルデザインなんだと思いました。同時に大変よくできていると感じました。健常者でも障害者でもだれでも利用できるデザインですね。
 ちなみにユニバーサルデザインの7原則は以下の通りです。
1. どんな人でも公平に使えること
2. 使う上で自由度が高いこと
3. 使い方が簡単で、すぐに分かること
4. 必要な情報がすぐに分かること
5. うっかりミスが危険につながらないこと
6. 身体への負担がかかりづらいこと(弱い力でも使えること)
7. 接近や利用するための十分な大きさと空間を確保すること

 ホームページには載せませんでしたが、以前に荻窪駅のユニバーサルデザインについて報告したチラシがあります。また都議会見学で都庁の防災センターがバリアフリーになっていなかったことを報告しました(2009年12月21日)
 だれにでもやさしい環境が整備されているのは、嬉しいものだと思いました。日本人はさりげない気配りができる国民性だといわれています。ユニバーサルデザインは、発案者はアメリカ人ですが、大変に日本人の特質にあったものではないでしょうか。
 都庁をはじめ、人が多く集まるところには、ぜひ設置したい自販機でした。私自身もユニバーサルデザインのますますの普及を進めていきたいと思います。

3月7日(水曜日)

がん研有明病院
の自販機


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