昨日は石原知事の施政方針表明についてお伝えしましたが、今日はそれに続いて行われた警視総監(樋口健史さん)の治安状況報告についてです。
 警視総監のそれは毎年第一回定例会に行われますが、文字通り、首都東京の犯罪抑止、暴力団、重大交通事故、サイバー犯罪、テロ・ゲリラなどの警視庁の対応について、約25分間の報告がありました。
 以下、昨日と同様、私が特に重要と感じた部分について記載します(太字は門脇)。なお、その全文は今回の本会議の会議録の中に載りますが、知事の施政方針表明とは異なり後日の掲載になります。
 それから、樋口総監の本会議場での座席は矢印で示していますが、演壇での写真がないため、開会に先立って行われた東京都交響楽団の弦楽四重奏の様子を載せてあります。余談ですが、この20分ほどの演奏だけを聴くために傍聴される都民もいらっしゃるそうです。
 昨年は、暴力団員等4,651人を検挙いたしました。前年対比で686人増加でありました。また、暴力団排除の状況については、昨年10月から都条例が施行され、社会の各分野、各業界で、契約の際に暴力団排除条項が取り入れられるなど、着実に、暴排活動が前進してきております。
 サイバー犯罪の違法・有害情報については、ほとんどの事犯が都道府県を跨るものであることから、昨年7月、警視庁が元立ちとなる「全国協働捜査方式」を導入して、捜査の効率化を図ったところであります。その結果、昨年末までに、329件を検挙いたしました。
 極左暴力集団については、昨年、活動家等85人を検挙いたしましたが、近年、その暴力性や党派性を隠して、労働運動や大衆運動に取り組む傾向にあり、特に昨年からは、福島第一原子力発電所の事故を捉えた反原発運動を活発に展開しております。
 
オウム真理教については、主流派の「アレフ」と上祐派の「ひかりの輪」に内部分裂しておりますが、実質は、松本智津夫への帰依に変わりはありません。引き続き、関係機関とも連携の上、教団の実態解明と教団施設等の警戒活動を徹底してまいります。
 自転車は、道路交通法上の軽車両であり、車道通行が原則でありますが、都内では、道路環境等の現状を踏まえた安全確保対策上、歩道の約6割を「自動車通行可」としているところであります。(中略)自転車が関与した事故が交通事故全体に占める比率を見ても、東京では37.3%と、全国平均を大きく上回っております。
 以上ですが、首都を守護する要である警視庁にはいっそうの奮闘努力を期待しています。

2月24日(金曜日) 警視総監の治安状況報告
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