先日、杉並区内にある立教女学院を訪問しました。久我山にある大変由緒ある名門学校ですので、ご存知の方も多いと思います。(写真は正門入口)
 敷地内に幼稚園から短期大学まであるので、校内は建物がぎしぎしと立っていると思っていましたが、緑の多い、大変きれいなキャンパスでした。
 まず、立教女学院の理事長である平塚敬一先生が、理事長室で私を迎えてくれました。優しい眼差しでありながら、何か凛とした雰囲気をお持ちの方でした。歓談していると、私の事務所スタッフが「滝乃川学園では・・」と話をし始めました。「滝乃川学園って、あの知的障害者の教育施設がなかった時代に、初めて作られた学校のことか?石井筆子さんが関係した学校のことか?でもなぜそこが立教女学院と関係があるのか」など、一瞬頭の中でぐるぐるといろいろな言葉が飛び交いました。
 その後、会話の中から次のことを分かりました。立教女学院の母体である聖公会の教えが滝乃川学園の理念となっていること、設立者の石井亮一さんは、立教女学院の教頭先生でいらしたこと、はっきり申し上げれば、聖公会が滝乃川学園を設立し、維持していることです。
 2006年12月1日の私のホームページをご覧ください。滝乃川学園を映画にした「筆子その愛」について書いています。。まだ知的障害者に対する理解がない時代に、石井夫妻は教育施設を作りました。かれらのような日本人がいたことに、当時私はとても感動したのを覚えています。
 聖公会は、教育・福祉に大変力をいれ、そしてそれを実践されているキリスト教だと思いました。私は仏教徒ですが、社会的弱者に対する聖公会の考え・実践には共感を覚えました。また、私も政策にいつも障害者施策をいれていますし、これまでも力をいれてきました。
 大事なことは、健常な子どもも、障害がある子どもも、家庭的に恵まれた子も、恵まれていない子も、すべての子どもは教育を受ける権利があるということです。子どもは国の財産です。聖公会も同じような考えを持って、教育にあたられていると感じました。
 立教女学院の生徒さんたちは、校内で目が合ったり、すれ違ったとき、皆さんは明るく挨拶してくれました。子どもたちが礼儀正しく、しかものびのびとしているところに、学校の理念が浸透していると思いました。良い学生をどんどん輩出してくれることを願っています。
 最後になりましたが、訪問に際し、お世話になりました教職員の皆さまには心から感謝申し上げます。

2月10日(金曜日)

立教女学院と聖公会

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