今日と明日の2日間、これまでもお伝えしてきた「八田與一と烏山頭ダム」について報告します。
昨年12月の台湾視察では、
「二二八記念館」や
「琉園水晶博物館(tittotで有名)」なども訪問してきたのですが、それらのことは次の機会にお話ししたいと思います。
さて、
元日のホームページで、
「八田與一」や
「烏山頭ダム」のことを簡単に紹介しました。本当はもう少し丁寧に説明しなければならないのですが、このページのボリュームのこともありますので、詳しくは上の2つの単語をクリックして参考にしてください(いずれも“ウィキペディア”へのリンクであることもご承知ください)。
なお、さらに八田氏やダムについて詳しくお知りになりたい方は、
元中華民国総統の李登輝さんの幻の講演会原稿が大変参考になります。
こちらをクリックしてご覧ください。長文ですが素晴らしい内容です。
前置きが長くなりましたが、上の写真は烏山頭ダム(中国語では“水庫”)の全景ですが、実は展望台から見える景色はごく僅かで、奥行きの深いダム湖です。また、上空から見るとサンゴのように見えるので、
「珊瑚湖」とも呼ばれています。
中段の写真左は、元日にも載せた八田與一さんのブロンズ像と後方はお墓です。また、同右は記念館ですが、右側の紹介ボードが新しくなっています。
写真下段左は、台湾の小学生たちですが、八田氏やダムの説明を熱心に聞いていました。また、私たちは子どもたちが来る前に入室しましたが、わざわざ日本語の紹介DVDを上映してくれました。どちらも、
日本人としてとても嬉しく、ありがたいことです。
同右の写真は、記念館の下にある放水口です。残念ながら水は出ていませんでしたが、八田氏の奥様である
“外代樹(とよき)”さんはご主人の後を追って、ここから入水自殺をされています。その奥様も上のお墓でいっしょに眠っていらっしゃいます。
この続きは明日に。