先週の金曜日、各種団体の予算要望ヒアリングの合間を縫って、警視庁の副総監総務部長が着任挨拶に来られました。
 お二人ともいわゆるキャリア(階級は警視監)ですが、このようなときは(特に警察関係)、「失礼ですが、“畑”はどちらですか」とお聞きすると会話が進んでよろしいようです。
 そのときも私が尋ねましたが、新副総監は「警備です」と答えられました。さらに私が「警備実施ですね」とお聞きすると「そうです」と丁寧に答えていただきました。
 警察では“警備”という単語を使うとき、機動隊、雑踏警備、要人警備などを意味する場合と、それに公安セクションを含んで使用するときがありますので、私は上記のように質問したわけです。
 一方、新しい総務部長は、「総務部の仕事は幅広いので、よろしくお願いします」と言われたので、私が「そうですね。音楽隊などもありますから。でも、一番大変なのは都議会対策でしょう」と申し上げたら、その場(会派幹事長室)に居合わせた一同、大爆笑になりました。
 さて、最近新潮社から写真の新書が発売になりました。帯の通り、警視庁公安部各課がウォッチしている対象団体が章立てで書かれていますので、公安入門本としても分かりやすいと思います。
 細かい内容は興味のある方が読んでいただくとして、私は公安部の人員(警察署の担当者も含め)が明記されていたのは驚きました。
 また、日本共産党を中心に監視を続けている公安総務課が、最近ではそれ以外の政党(本にはその名称が載っています)の情報を集めていると書いてあります。もっとも、その政党の支援団体を過去においてウォッチしてたことは公然の秘密になっているようですが・・・。
 そういえば、その時代にはメーカー系大企業の中にも支援団体を注視しているセクションがありました。偶然なのでしょうが、その担当は、企業内の共産党組織や党員、シンパも調べていたようです。
 なお、タイトルのように今回紹介した本は売り上げ好調のようですが、ある公安関係者は、「身内や監視相手だけが買ってもそこそこの数になるでしょう」と言っていました。なるほど。

9月5日(月曜日)

売れている警察本

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