とても残念なことですが、今回の大震災で、被災地の医師やナースなど、病院医療従事者が現場を放棄して撤退をしたという報道がありました。
 どのような根拠があってか分かりませんが、そのようなことは絶対にないと思います。現場の勤務医たちは高いモチベーションを維持して、文字通り戦いを継続しています。
 ただ、医療機器や薬品が極度に不足している状況で、一時的に“戦線”を後退させることがあり、入院患者のことを考えれば当然のことでしょう。
 さて、以前のことになりますが、「医療ガバナンス学会」のシンポジウムが東大医科学研究所であったとき、事務局を担当されている上昌広先生とお会いし、それ以来、メールマガジンを送ってもらっています。
 最近のそれには被災地で頑張っている医師たちの壮絶な活動が伝えられており、新聞やテレビの情報とは異なった内容に驚かされることも少なくありません。
 そして、最近の記事では“現場の邪魔になった各種馬鹿”の中見出しで、亀田総合病院の小松秀樹先生が報告されています(メインタイトルは、後方搬送は負け戦の撤退作戦に似ている:混乱するのが当たり前)。
 “馬鹿”という表現はあまり適切ではないかもしれませんが、その内容を読んだいただければ納得できるのでしょう。詳細情報要求馬鹿、5W1H馬鹿、「正義の味方」馬鹿、電話馬鹿、前例踏襲馬鹿、目立ちたがり馬鹿などを痛烈に批判されています。
 なお、メールの配信とその記事のネットでの閲覧はこちらからできます。もちろん無料ですので、興味のある方は購読されてた良いと思います。

3月28日(月曜日)

戦いを続ける
医師たち