先週のことですが、都立日比谷公園内でスポーツ競技の大会がありました。その内容については後日お伝えしますが、大会と交流会で、アフガニスタン・パキスタン支援担当特命全権大使である、吉川元偉(よしかわ・もとひで)さんとお会いすることができました。
 もちろん、彼とは初めてお話したのですが、とてもフレンドリーで大変に好感の持てる方です。
 名刺を交換するときも、(吉川の“吉”の上が“士”ではなく“土”なので)「私の先祖は侍ではなく、お百姓ですね」とウィットを交えて紹介してくれました。
 さて、吉川さんはスペイン大使も歴任されています。私は詳しいことは分からないのですが、わが国が立憲君主制ということもあり、アメリカや中国、ドイツ、フランス、ロシアなどの大国とは別に、イギリス、ベルギー、スペイン、タイなどの王政国家の日本大使の重要度は高いようです。
 当日の交流会は、参加された皆さんが友好的に過ごされていましたが、私は大使と1部(私が勝手に付けたものです)では、スペインのフランコ独裁政権がどのように誕生して、(ここが興味深かったのですが)フランコ自身が王政を復活させるプログラムを実施していたことなど、バスク地方のことも含め、とても分かりやすく“解説”していただきました。
 第2部(同)は現職大使として活動されている、アフガニスタンとパキスタンのことです。特にこの会話では、現在は討伐対象になっている“タリバン”を過去において、なぜパキスタンは作り上げたのかをお聞きしました。
 アフガニスタンとわが国のお付き合いは長く、国民は日本に親近感を持っているそうです。理由はやはり、同じアジアの国が強大国であったロシアを破った「日露戦争」でした。
 限られた時間でしたが、大使との会話を通じて、国際情勢を勉強させていただきました。
 また、6月上旬には、カイザル大統領が訪日されるようです。吉川大使もさらにお忙しくなると思いますが、ご活躍を祈念いたします。
 なお、吉川大使は今年の2月17日、日本記者クラブでアフガニスタン問題で講演をされています。約1時間の内容ですが、これを見ると、この地域の現況とわが国が果たすべき役割が分かりやすく話されています。こちらをクリックしてご覧ください(ビデオスタート時はカメラが安定しませんが、大使の講演が始まると落ち着きます)。

5月24日(月曜日)

吉川元偉大使

(写真クリックで拡大)