5月14日金曜日、東京都立中央ろう学校落成式がおこなわれました。開校して5年目にやっと落成式を迎え、校長先生をはじめとする先生方、そして生徒の皆さんもお喜びのことと思います。
 さて、東京都立中央ろう学校は、聴覚障害生徒が、大学への進学を目指す全国唯一の中高一貫型の学校として平成18年に開校しました。当時は、校舎がないため、中学部が大塚ろう学校の3階を間借りし、高等部は旧都立石神井ろう学校を使用することで開校し、また、現在の下高井戸のキャンパスに平成21年に移ってからも、運動場の整備が整わず、近くの東京電力の運動場をお借りしていたそうです。
 校長のご挨拶では、落成の喜びを語る前に、本校ができるにあたり、6校廃校になったことを忘れてはいけないとおっしゃっていました。そして、この特別な経験を通して、相手を思いやる気持ちを高めてくれたのではないかと思うと加えられていました。母校をなくした生徒への配慮でしょうか、素晴らしい先生だと感じました。
 生徒たちも、大変素直な印象を受けました。式典後に披露してくれた手話歌は、生徒一人ひとりの気持ちを一所懸命あらわしてくれ、正直感動して目頭が熱くなりました。
 生徒たちには、未来に向かって、頑張っていってほしいと心から思いました。

5月17日(月曜日) 都立中央ろう学校落成式
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