昨日、中国天津市よりお客様が都議会を訪問されました。天津市の人口は1千3百万人で東京都とほぼ同数であり、国の直轄市です。4年前に私も訪問しています。
 さて、その方は天津市で船舶を数隻お持ちの社長さんでしたので、まず、私と同期である都議会経済・港湾委員会委員長の小沢昌也さん(民主党:墨田区選出)にお願いし、東京都の東京港に関する施策をお話しいただきました。
 その後、新東京丸にご乗船いただき、東京港の視察を行っていただきました。その際、お客様言われたことは、「なぜこんなに船が港に入っていないのだ」という素朴な疑問でした。天津では、船を港にいれて、荷を下ろすまで、約3ヶ月かかるほど混雑しているということでしたので、あまりに閑散としている東京港をご覧になり、驚かれたようでした。
 天津港の発展は目覚しく、その要因としては、北京が近いことなどの立地条件のよさが考えられるとのことでした。しかし、さすがにリーマンショック後はしばらく厳しい時もあったそうです。現在は経済状態が回復し、活気が戻ったとおっしゃっていました。
 日本の空港もハブ化が遅れ、韓国、タイなどに随分遅れをとってしまっていますが、東京港を始めとする日本の港までも勢いがないなら、日本は将来どのようになってしまうのだろうと真剣に危惧してしまいました。
 入港料や接岸料など、料金設定の問題で、アジアの窓口としての機能が果たせないなら問題です。国も東京都も日本・東京のビジョンを立てるべきだと思いました。そうでなければ、アジアの中で取り残される国になるでしょう。
 夕方は、東京都港湾局長の比留間英人さん、同幹部職員と面会し、中国の民間企業の社長としてさまざまな質問をされていました。局長は天津港と東京港は友好港ですから、ぜひ今後もいろいろと交流を深めたいと述べていらっしゃいました。予定時間をオーバーして意見交換が進められ、友好港としての入港料ディスカウントはないのかというユニークな質問もありました。
 駆け足の視察と訪問でしたが、私にとっては大変に勉強になった一日でした。お世話になりました関係者の皆様、本当にありがとうございます。

5月7日(金曜日)

中国天津からの
お客様


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