台湾では、今年11下旬にタイトルの「5都市選挙」が行われます。5都市とは、台北市、新北市、台中市、台南市、高雄市のことで、それぞれ、市長選挙と市議会議員選挙が同時に実施されます。
 台北市については、市長、市議会とも今まで同様の選挙になりますが、その他の市については制度が大幅に変更になります。
 まず、新北市ですが、現在の台北県の地域がそのまま新しい名称に変わります。台北県は台北市の周りをドーナツ状に囲んでいるエリアで、人口は台北市より多いそうです。ただ、地元の皆さんにとって、新北市という文字通り新しい名前には少しわだかまりがあると聞きました。
 残りの3市は、台中市と周辺の台中県が、同様に台南市と台南県が、高雄市と高雄県が合併し、新しい市に生まれ変わります。今までは台北市と高雄市が国の直轄市だったのですが、この選挙で五つの直轄市が誕生するということです。
 地方自治制度が日本とは異なりますが、分かりやすく言えば、わが国の政令指定都市でしょうか。台湾にとっては大きな制度改革ですね。
 さて、写真ですが、現在の台北県の中にある三重市で撮りました。台北県議会を訪問する途中のものですが、半年以上先の選挙なのに、大変盛り上がっていました。
 それにしても、バスの中で同僚議員と話したのですが、ビルの壁面にこれだけのポスターを掲示することは日本では考えられません。即、公職選挙法違反で摘発です。
 ちなみに、どちらの候補者も民進党の方のようで、台湾では民進党カラーが、国民党カラーが青(藍)です。特に総統(大統領)選挙では、藍組と緑組の熾烈な戦いになります。
 今回の視察目的ではありませんでしたが、街中の風景にも、台湾の熱い選挙前哨戦の意気込みを感じました。

4月22日(木曜日)

台湾の5都市選挙

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