定額給付金については、今まで何回か私の考えをお伝えしています。一昨日、区内商店会の総会があり参加しましたが、その話題が出席者の皆さんから多く出されていました。
 確かに事前の段階の調査では、7割の国民の皆さんがこの制度に反対されていましたが、「もし、支給されたら受け取りますか」という質問には、9割の方が「受け取る」と答えられていましたので、「どのように使おうか」という内容の話が出てくるのは当然なのでしょう。
 人口54万人の杉並区での支給総額は約78億円で、4月中旬には郵送で申し込み用紙が送られてくるそうです。そして、いくつかの確認書類(預金通帳や本人確認のできる運転証などのコピー)を付けて返送したのち、指定口座にお金が振り込まれます。
 その時期は早ければ4月下旬になり、最終的な申し込み期限は10月下旬ごろを予定します。
 それから、区民の皆さんからご希望の多い“定額給付金を寄付したい”については、現在の段階で詳しく決まっていませんが、できる限り分かりやすい体制でアナウンスしていくとのことでした。このことについては、担当責任者に私からもお願いをしています。
 なお、給付するに当っての事務経費は3億6千万円です。かなりの金額が必要なのですね。
 地方自治体にとって、年度末は1年間の中で一番忙しい時期です。杉並区として問い合わせについては、コールセンターなどで対応しますが、それにしても、景気・経済を押し上げる力がどれだけあるのか、その疑問が消えることがありません。
 言うまでもなく、今回の財源(原資)は、皆さんや皆さんが勤務をされている企業が支払っている「税金」がすべてです。特別な金庫からお金を出してくるわけではありません。
 根本的な雇用対策、中小企業支援、疲弊している医療や介護の立て直しなど、やるべきことは山積しています。そのようなことあらためて考えると、支給が決まった今、更に複雑な思いになるのです。  (写真:杉並区役所)

3月11日(水曜日)

定額給付金の支給

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