昨年の12月に新潮社から発行された「仮想儀礼」が順調に売れているようです。
 著者は篠田節子さんで、「女たちのジハード」で直木賞を受賞された方です。
 写真のように上下2刊で、900ページを超える大作ですが、多くの新聞で書評が紹介されていますし、ホームページでのカスタマーレビューなども高く評価されています。
 「BOOK」データベースでは次のようにアナウンスしています。
 信者が三十人いれば、食っていける。五百人いれば、ベンツに乗れる―作家になる夢破れ家族と職を失った正彦と、不倫の果てに相手に去られホームレス同然となった矢口は、9・11で、実業の象徴、ワールドトレードセンターが、宗教という虚業によって破壊されるのを目撃する。長引く不況の下で、大人は漠然とした不安と閉塞感に捕らえられ、若者は退屈しきっている。宗教ほど時代のニーズに合った事業はない。古いマンションの一室。借り物の教義と手作りの仏像で教団を立ち上げた二人の前に現れたのは…。二十一世紀の黙示録的長篇サスペンス。
 価格は上下2刊で3,780円(税込)ですから、文庫版を待ちたい気持ちもありましたが、少しでも時間があれば読みたいと思い購入しました。
 ただ、今日時点で手つかずでが、とても読みたい本を机の近くに置いてチラチラと見ることも、楽しみの一つのように思えるのですが・・・。

2月21日(土曜日)

仮想儀礼

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