東京都庁では現在まで、身体障害者の雇用については取り組んできましたが、いろいろな事情で知的障害者の雇用は進んでいませんでした。
 国が進める事業として「チャレンジ雇用」が実施され、東京都でも今年の6月から9月までの4カ月間、2名の知的障害者が都庁内で働いています。
 チャレンジ雇用とは、国の機関や地方自治体で、障害者を1年以内の期間を単位として短期雇用し、その業務経験を踏まえて一般企業への就職の実現を図るものと説明されています。
 写真は「とうきょうの労働2008年9月号(東京都産業労働局雇用就業部)」から引用したものですが、左は「パソコン入力業務中。作業はとても正確です。スムーズに業務をこなしています」、右は「資料準備作業中。作業は丁寧かつ手早く、てきぱきと行なっています」との注釈があります。
 業務内容は、発送に関しての宛名ラベル作成、ゴム印押し、封入、エクセルでのデータ入力、シュレッダー作業、文書コピーなど多くの事務分野に渡っているそうです。
 上記「とうきょうの労働」によれば、11月から来年2月までは第2期として、精神障害のある方を雇用する予定です。
 いづれにしても、知的、精神障害者雇用についての東京都の役割は、情報提供や広報活動も大切ですが、同時に都庁自ら障害者を雇い入れる姿勢が重要です。
 今回のチャレンジ雇用は、その第一歩になることは間違いないでしょう。私も積極的に応援していきます。
 それから、特に問題にするわけではありませんが、「とうきょうの労働」の中の記載で、“障害をお持ちの方”との表現がありますが、“障害のある方”がベターではないかと思います。

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9月30日(火曜日) 知的障害者短期雇用