一昨日から都議会第二回定例会が始まりました。会期は今月の25日までです。
 年間4回開かれる定例会の初日は、石原知事の所信表明が行なわれますが、第一回定例会は予算の提案がありますので、“施政方針表明”という名称になります。
 今回の所信表明は25分程度の時間でしたが、そのかなりの部分が地球温暖化対策に当てられていました。また、羽田空港の国際化、三環状道路の整備、多摩・島しょ振興などは毎回登場しています。
 さて、所信表明の冒頭は、今月5日のIOC(国際オリンピック委員会)理事会で、東京がマドリード、シカゴ、リオ・デ・ジャネイロとともに、2016年オリンピック・パラリンピックの立候補都市に決定したことについてでした。
 多くの報道もされましたので、ご承知の通りですが、エントリーしていた7都市の中では最も高い評価を得ました。大会理念と世界一コンパクトな運営方針、充実した公共交通網と宿泊施設、治安体制、大気汚染の改善等の先進的な環境政策の実績などが理由です。
 大会理念やコンパクトな運営は別としても、それ以外の項目で高い評価を受けたことは、オリンピック招致に賛成の立場でも、反対のそれでも嬉しいことです。特に環境と治安で最高評価だったのは、東京(都民)の財産といっても良いでしょう。
 これから、来年10月のIOC総会(コペンハーゲンで開催、ここで招致都市が決定)に向けて、4都市の競争が本格的に行なわれます。
 今まで何回となく私の考えをお話していますが、“環境に優しくない五輪”など有り得ません。事実、東京がトップの評価を獲得したのは、ディーゼル車規制などが大きなポイントだったと思います。
 景気・経済が停滞し、社会には閉塞感が充満し、未来に展望がもてない若者が増加する状況の中、将来の目標を定め、これに向かって力を結集することは意味のあることでしょう。
 もちろん、税金の使い方、使われ方については、休むことなくウォッチを継続しなければなりません。都議会議員として、私はこれが一番重要な任務と思っています。

(写真:都議会議事堂エントランス 左には大きな宣伝ボード、右にはノボリ旗、奥には横断幕、そして第一庁舎には巨大なシートが掲げられています)

6月12日(木曜日)

五輪立候補都市

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