タイトルの私が付けたもので、書籍名は、「妖怪道五十三次」で、著者はもちろん、水木しげる先生です。
 元絵になっている広重「東海道五十三次」も同様ですが、「日本橋」と「京都」を含めて、55枚の原画が掲載されています。 
 もともとは“木版画”ですし、本物は1枚、18万円程度で販売されているようです。
 見開き2頁で、ひとつの宿場絵(写真右)と妖怪の解説で構成されています。
 写真は終点の「京都」です。55枚の絵には300を超える妖怪が登場します。可愛いオバケもいれば、グロテスクなそれも少なくありません。
 私は以前から“ゲゲゲの鬼太郎”の大ファンですが、始点である「日本橋」では、鬼太郎御一行様が勢ぞろいしています。
 目玉おやじ、ねずみ男、ぬりかべ、一反木綿、ねこ娘、子泣き爺、砂かけ婆ですね。
 キャラクターとして、“ねずみ男”が好きです。凄くいい加減で、簡単に人を裏切るんですが、なぜか愛嬌があって憎みきれない不思議な魅力があります。
 それにしても、日本の浮世絵は素晴らしいですね。歌川広重の作品は、フランスの印象派やアール・ヌーヴォーにも影響を与えたといわれています。
 日本の近代において、浮世絵は軽視されいたのはなぜでしょう。また、多くの秀作が海外に散逸してしまったことは、残念で仕方ありません。

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3月30日(日曜日) 鬼太郎の東海道五十三次