3月25日(火曜日)

台湾人民の選択

(写真:CNA)

 先週の土曜日、台湾(中華民国)で総統選挙が行なわれました。結果はご承知の通り、中国国民党の馬英久氏が、民進党候補に圧倒的に勝利しました。
 終盤では民進党候補の追撃も報道されていましたので、200万票を超える大差は少し意外でした。
 台湾には今まで数回行っていますし、台湾市議会も何回か訪問しています。また、台湾の外交関係者の友人もいるので、大体の選挙制度や実際の選挙戦を理解しているつもりです。
 お国柄といってしまえばそれまでですが、仮に日本の公職選挙法を台湾の選挙で適用すれば、間違いなく全候補者が摘発されるでしょう。
 風土の違いでしょうが、有権者への“飲み食い”の提供などは堂々と昼間から行なわれています。
 でも、台湾はこれで二度目の「政権交代」を実現したことになります。民主主義のルールに基づいて、民意が政権選択選挙で新しい指導者を決めました。
 総統は大統領のことですから、「議院内閣制」の日本と安易には比較できませんが、わが国より民主主義の成熟度が高くなったと言えなくもありません。
 私たちも、いつあるかは分かりませんが、衆議院の解散・総選挙をに向けて準備をしなければなりません。「民主党がだらしないから、自民党の政権が仕方なく続くんだ」と思われているとするならば、こんなに残念な、悔しいことはありません。
 それから、話題は異なりますが、都議会民主党でも、「日台友好議員連盟」を結成する予定です。台湾とは国交がないだけに、地方議会レベルの交流が必要ですね。相手都市は台北市になると思いますが、具体的なことは後日お知らせします。

(人民という単語は、日本では左翼用語ですが、台湾では一般的に使われています)