タイトルだけですと、何のことか良く分かりませんが、この募集は、「病死等で発見が遅れた住宅」、「自殺等があった住宅」を対象にしています。
一年に1回行われているようですが、募集業務は、JKK東京(東京都住宅供給公社)が担当しています。
入居資格や使用料(家賃)などは、一般の都営住宅を同様ですが、募集要項に書かれている「事故内容」を見ていると悲しくなってしまいます。
東京都全体では約26万戸の都営住宅があり、その他にも、ほぼ入居条件の同じ区営住宅があります。
基本的には、一団地100戸以下の都営住宅を各区に“移管”しています。正確な数字は調べていませんが、杉並区は23区の中では、都営、区営共に多い地域ではありません。
どちらかというと、23区の東側(足立、江戸川区など)と、一部の多摩地域(東村山市など)に集まっているようです。
もともと、都営住宅は生活困窮世帯などを対象として提供していますので、戸数の多い少ないは、地域性を一定の割合で反映しています。
服毒自殺、縊死、殺人などがありますが、ほとんどは、病死のあとの発見の遅れです。3〜6日後発見のケースが多いのですが、1ヶ月後や4ヶ月後という悲惨な場合もあります。
なお、余談ですが、現在は事故住宅を含め、都営住宅入居の抽選は、完全公開で行われています。
(写真は都営住宅ですが、上記文章と関係ありません)
5月18日(金曜日)
都営住宅
直接受付募集
(写真クリックで拡大)