東京都産業労働局では、「東京都観光産業振興プラン(素案)〜活力と風格ある世界都市・東京をめざして〜」をまとめました。
策定の趣旨は次のように説明されています。
東京都は、これまで、観光を産業として位置づけ、平成13年に観光産業振興プラン(平成14年度〜18年度)を策定し、施策を積極的に展開してきた。
これまでの成果を踏まえ、観光をめぐる新たな要因である「オリンピック招致」「羽田空港の国際化の進展」「少子高齢社会」等への的確な対応が不可欠になっている。
このため、年間1,000万人の外国人旅行者が訪れる、「10年後の東京」が示す都市像を目指し、行政・民間事業者・都民が一体となって観光産業振興に取り組むため、行動指針として策定した。
読み方を変えると、「過去5年間、多くの観光客が東京に来てもらう努力をしてきた。一定の実績があったが、不景気の影響もあり、多くの課題も残った。2016年のオリンピック招致を起爆剤として、官民一体で、特に海外(とりわけ東アジア)からの観光客を増やしていく。そのために、あらゆる戦略的方法を展開していく」となると思います。
で、その戦略の具体策は、こちらをクリックしてご覧ください。(概要版と詳細版があります)
ところで、本日の経済・港湾委員会で、上記のプランについて質問する予定です。
質問と答弁の全文は、のちほど会議録を見ていただくとして、項目をお知らせします。
○街中案内サインの繁体字への対応
○ムスリムの宗教習慣に対する配慮
○コンビニに観光案内所的役割を委託する
○観光案内ページの各言語の充実
○東京都内の各国大使館との情報共有
○近県観光地(箱根、日光など)との連携
○東京港、東京湾の観光PR体制の強化
上の2枚の写真は、お馴染みの浅草寺です。普通のショットは見慣れていると思いますので、左は夜の風景、右は提灯の取り替え中です。
東京の名所、新名所もたくさんありますが、外国のお客様の数は、ここが一番多いと思います。
(写真をクリックすると拡大します)
2月27日(火曜日) 観光産業振興プラン