杉並区では、第7回構造改革特区の認定申請を行なっています。「アニメ専門職大学院大学の設立」と「小学校英語教育」の2つの事業です。
今日は、「小学校英語教育」について紹介します。
まず、申請内容の“ねらい”についてですが、「英語に対する興味・関心を高め、英語による聞くこと、話すことの実践的能力を養うとともに、積極的にコミュニケーションを図ろうとする態度および国際理解の基礎を養う」としています。
対象は1年生から6年生まで、1年生は年間17単位時間、2年生は同18単位時間、3年生から6年生までは同35単位時間です。
そして、指導体制は、担任が英語科教員や外国人講師とのティームティーチングにより指導します。
平成17年4月より、神泉小学校、和泉小学校などで試行し、順次実施校を拡大する予定です。
「各学年の目標と内容」、いわゆるカリキュラムを見ると、英語教育というよりは、「英会話教育」を中心に構成されています。
「日本人の英語文法理解力は世界一だが、会話能力はまったくダメ」と揶揄されて久しい状況の中で、新しい取り組みとしての「小学校英会話教育」の導入は十分に評価できるものです。
そういえば、私も中学・高校・大学(法学部でしたが、なぜか英会話の授業がたくさんありました)と10年間、英語を学んできましたが、日常会話がやっとこ・・・です。今流に言えば、“トホホ”ですね。
3月4日(金曜日) 小学校の英語教育