先日も報告しましたが、今回の定例会には区長から、住基ネットに関して、国と都を被告としての訴訟が議案として提出されています。(訴訟までの経過と内容については、こちらからご覧ください)
 私も代表質問の中で、会派(民主党区議団)の意見を述べました。各会派とも同様に、この問題についての意見を表明しています。
 重要なことですので、この訴訟議案の部分だけですが、全文を掲載します。
 なお、意見として発言していますので、区長の答弁はありません。

 最後になりましたが、住基ネットに関しての国と都への訴訟について、私たちの基本的な考えを簡潔に申し上げます。
 結論から述べれば、私たちは区長の議案提案はやむを得ない行動というか、選択だったと判断しています。
 今日までの国・総務省及び東京都との話し合いの経過や区長の提案理由については、繰り返すことを避けますが、“前にも後ろにも進まない、どうしようもない状況になっている”との認識は、立場が異なっても共通しているでしょう。
 つまり、国も都も「横浜方式」で妥協する、歩み寄る姿勢はまったくないし、推測ではありますが、「どうぞ、訴訟でも裁判でも」という考えのようです。 
 わが山田区長も議案を区議会に提出した限り、それを結論が出る前に取り下げることはないでしょう。もう、信念強化は120%されています。
 このままですと、住基ネットに参加・通知を希望した83%の多くの区民の皆さんの権利が侵されることになってしまいます。手元にある11桁の番号に、有効性や利便性がまったくありません。
 一方、残りの17%の人たちの「もともと反対なんだから」「このまま何もしなければ、ネットにつながれない状況が続くのだから」の論理も、感情的には理解できますが、制度的には法律改正もあり無理のあるところですし、裁判で区が勝訴すれば、もともと積極的な意志を持って不参加・非通知を選択された皆さんですから、その正当性を司法が認めたことになります。
 先ほど述べたとおり、やむを得ない訴訟と思いますが、議会が判断を行うにあたっても、いくつかの選択肢があると考えますし、それを見つけ出すためのお互いの努力も必要でしょう。
 また、議案にもあるように、裁判所による和解の可能性もあると思います。

2月26日(木曜日) 代表質問(訴訟議案)